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百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

極論と極論の間 「なぜか評価されないあなたへ 心に刺さる耳の痛い話(小笹芳央)」

あなたが新しいビジネスプランを思いついたとする。

「これがうまくいけば、会社に大きな利益をもたらすはず」と自信を持って

提案したが、 上司をは曖昧な返事ばかりで、却下もゴーサインも出さない。

そしていつの間にか話自体が立ち消えになっていく。 よくある話だ。

 

たしかに結論を出さない上司は困る。

しかし、立ち消えの原因はおそらくあなたにもある。

この場合あなたは「これをやると確実に売れる」という、

すべてが理想通りに運んだ時の「ベストシナリオ」しか上司にプレゼンしていない。

ベストシナリオは大切だが、ビジネスの世界ではすべてが思惑通りに運ぶことは

まずありえない。

ベストシナリオだけでは「都合のいい、片方だけの極論」に過ぎないのである。

 

「失敗したらどうなるの?」と尋ねられた時に返事ができないといけない。

極論は1つだけでは足りない。

大成功のシナリだけではなく、大失敗のシミュレーションもしておく。

上司を説得するには、大失敗したときにどの程度の損失が出るかを提示し、

大失敗した時でも「そんなに大した損失ではない」と思わせなければいけない。

そして大失敗の可能性がどの程度あって、どうすれば回避できるかを示せば

提案が通る可能性はかなり上がる。

 

さらにダメ押しのために用意しておきたいのが、もう一つのワーストシナリオである。 つまり「この提案の実行しないとどうなるか」というシミュレーションである。

多くの上司は「採択したらどうなるか」しか考えない。

採択しないとどうなるかを考えている人は少ないのだ。

「見過ごすことのリスク」が、やって大失敗したときのリスクを上回るのであれば、

提案が通る確率も上がるだろう。

 

もちろん個人においてもこの話はあてはまる。

我々が何かをしようするとき、

大抵は思惑通りに進むベストシナリオのことしか考えない。

そして実際にやってみると思い通りにいかないから焦りだす。

うまくいったときにどうなるか

うまくいかなかったときにどうなるのか

実行しなかったときにそうなるのか

この3つの極論をきちんと考えた上で実行してみてはどうだろうか。

 

実行した結果は、大抵はベストシナリオを少し下回る。

だが、それでいい。

何故なら最適解は極論と極論の間にあることが多いからだ。

一つだけの極論しか考えないのなら、最適解には辿りつけないのだ。

そう考えることで自信につながるかもしれない。

 

本日の武器「成功・失敗・未実行の3つの極論を考える」