百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

花があることを信じられるか 「黒新堂冬樹のブラック営業術(新堂冬樹)」

例えば300m先に花があったとする。

あなたと、その花の間には何らかの障害物がある。

山があったり、道が曲がりくねっていたりして、花が見えない状態だ。

しかし、見えなくても花があると信じ、それを手に入れたいと思えば

どんな道のりでも進むことはできるだろう。

 

だが、「実は花なんてないんじゃないか」と決めつけてしまったら、

その瞬間花を探す意味はなくなり「行くのはやめよう」となってしまう。

すると、花を手に入れることは決してできない。

「ないからやめよう」というのは、自分がやめる言い訳に過ぎない。

でも本当は、花はある。

あなたが摘みに行かなければ、他の人が手にするだけのことだ。

 

ただし、こういうパターンもある。

「あそこに花はない。でもこっちに違う花があるよ」と教えられて

違う花を取りに行くという場合だ。

欲しい花の形や色は、人によって様々だ。

どの花を摘んだっていいのだ。

「白と赤と黄色の花は摘めなかったが、ピンクの花は摘めた」でもいい。

 

避けるべきことは、自分が花を摘もうと目指している時に、

「ない」と安易に断定することである。

安易に断定してしまえば、「その花を摘めなかった」という事実だけが残る。

「花はどこにもない」という人が世間で言う負け組になる。

世の中を見渡して花がないわけがない。

こんな広い世の中には、花がなさそうなところでもちゃんと摘めている人がいる。

もし、今花が見えていないのなら、

それは自分が花が見える場所まで行っていないだけだ。

一見なさそうなところでも、

あるいは最初に思っていた花じゃなくても、

この先には花があると信じる。

そう考えることで自信につながるかもしれない。

 

本日の武器「花があると信じる」