運だけの成功はない 「仕事ができる社員、できない社員(吉越浩一郎)」
Aさんは物凄い努力家であり、
Bさんはそこそこの努力家であるとする。
成功する要因が100あるとして、
Aさんはその内80を努力で埋める。
すると、残りの20が成功において運が占める割合である。
Bさんは100の成功要因のうち、50を努力で埋める。
すると、Bさんが成功するには残り50を運で埋めないといけない。
つまり、人によって運に頼る割合が違うのである。
「人事を尽くして天命を待つ」というが、
この場「人事」が努力で「待つ」が運である。
努力している人にとっての運と、努力していない人にとっての運は意味合いが違う。
成功には運が必要だ。
しかし、努力している人は運に依存しなくても成功の確率は高くなるし、
努力していない人にとっては成功は運頼みになってしまう。
運、不運で物事を捉える人はBさんタイプが多い。
努力が足りず、実力がつかず、結局運に頼ってしまうからだ。
一方、Aさんタイプは運に頼らないため、運へのこだわりがない。
運というコントロールしにくいものよりも
努力というこんとろーるしやすいものを考える。
不運な結果になっても、まだ自分にできることがあったのではないかと反省する。
運は確かに存在する。
しかし、結果を出せるかどうかは運よりも努力によるとこが大きい。
とにかく自分で変えられるところを変える。
努力を積み重ね、運に頼る部分を小さくする。
そうすることで自信につながるかもしれない。
本日の武器「運に頼らなくてもいいように努力する」