百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

他人から見れば、あなたは大したことない 「自信がない人は一流になれる(トマス・チャモロープリミュージック)」

私たちは、自分以外の人も自分の感情や思考に同調してくれると思っている。

自分が怒っているときは、他の人も怒って当然と考える。

何かを確信しているときは、他の人も同じように確信していて、

自分に同意してくれるものだと考える。

そして、思い通りにならないと口論になる。

 

しかし、現実ではあなたの考えや気持ちを本当に気にかけているのは、

あなた自身しかいない。

各々にとって、自分に興味があるのは自分しかいないのだ。

だからこそ、自分ではなく相手のことを考えられる人は貴重だ。

自分のことばかり考えるのはやめて、

もっと他人のことを考えたほうがよい、と著者は言う。

 

自信のない人は、他人の評価よりも自分の評価を重視する。

他の人からどんなに褒められても、自分はダメだという考えに固執する。

自分の自信を重視する人は、考え方が自分中心なのである。

そこで、考え方を他人中心に考えてみてはどうだろうか。

他人からの評価を素直に受け止めてみる、ということだ。

 

「自分はこう思う」という考えだけでなく、

「他人がどう思っているのか」という考えを強化してみる。

もちろん、他人の評価を気にしすぎて無理して明るく振る舞えとか、

他人にお世辞を言いまくれということではない。

他人の評価に関心を寄せることで、

自分の実力をあげようと努力することを著者は勧めているのだ。

結局のところ、他人の評価を良くする確実な方法は

実力をあげることなのだ。

その上で、他人がどう思っているのかを考え、行動できる人は支持される。

 

自分に自信がない人は、他人がどう思っているかよりも

自分を卑下する考えにとらわれる。

自分に自信満々な人は、いかに自分がすごいか、という考えしかないから

他人に対して興味がない。

つまり自信がない人も、自信が過剰な人も

「他人」という基準を持つことでちょうどバランスが良くなるのではないか。

「他人の目」をうまく意識して、自分の実力を上げる。

そうすることで自信につながるかもしれない。

 

本日の武器「他人がどう思うかを考えて、自分の実力を上げる」