やってはいけない2つのこと 「斎藤一人 天が味方する引き寄せの法則 (柴村恵美子)」
社長の基本は「威張っちゃいけない」ことであると著者は言う。
社長は会社で一番偉いんだから、威張ってもいいのではないかと
思う人もいるかもしれない。
しかし、威張るということは人に機嫌を取らせるということであり、
他人のエネルギーを奪う行為である。
社長が社員のエネルギーを奪うような会社では、
社員にいい仕事はできない。
また、威張るということは、要はチヤホヤされたいということであり、
自分の機嫌を自分でとれないということである。
偉い人はそ強い影響力を持っている。
だからこそ、偉くなればなるほど、自分の機嫌は自分でとらなければならない。
社長が部長に威張ってエネルギーを奪い、
その分を取り戻そうと部長が部下に威張りだす。
そうした、エネルギーの奪い合いという「負の連鎖」が起こってしまうからだ。
ただ、「威張ってはいけない」けれど、「なめられてもいけない」のが社長である。
社員や部下になめれらていると仕事にならないし、
会社としての士気も上がらない。
上に立つ者は、それに見合った威厳が必要である。
威厳を保ちながらも下に威張らない。
そうした姿勢が求められるのではないか。
そして、これは社長に限ったことではないと思う。
他人に威張る人は信頼を失っていく。
そして、人になめられる人は自信を失っていく。
他人威張ることもなく、なめられることもない。
そうした姿勢が、自信につながるかもしれない。
本日の武器「威張っちゃいけない。なめられてもいけない」