勝敗は関係ない、相手も関係ない、大事なのは 「恐れない技術(桜井章一)」
麻雀の代打ちとして20年間無敗、「雀鬼」と言われた桜井章一。
わずか26歳で将棋界の7大タイトルを手中に収めた天才棋士、羽生善治。
この2人の勝負師が桜井氏の道場で対談したことがある。
そのとき、桜井氏には忘れられない羽生名人のセリフがある。
羽生名人は著者にこう言った。
「勝つとか負けるとか考えない。相手のことも考えない。
自分自身が強くなれば、それで済む世界ですから」
この言葉は深いと思う。
自分が強くなれば自然と勝てるようになる。
そして、勝ったことを驕らない強さを持てばいい。
負けたとしても、その負けを素直に受け入れる強さをもてばいい。
そうすれば段々強くなっていく。
結局、勝っても負けても、強くなればいい。
相手のことも考えない。
相手が誰であろうと、自分が強くなればよい。
勝負事に限らず、
嫌な上司だろうと、高嶺の花の女性だろうと、
わがままな子どもだろうと、
自分自身が強くなればそれで済む世界である。
目先の勝敗や、相手にとらわれないこと。
自分を成長させ、強くなればそれで済む。
そう考えることで自信につながるかもしれない。
本日の武器「自分が強くなればそれで済む」