読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

周りに人が集まらない人 「人間を磨く 人間関係が好転するこころの技法(田坂広志)」

世の中には「人貧乏」という言葉がある。

なぜか、その人の周りから人が離れていく。

しかし、本人は気がつかない。

「周りに集まる人」という財産が貧しくなっていく。

そうした人物を「人貧乏」と呼ぶ。

 

人貧乏にならないための大切な心構えは何か。

それは、「心のなかで関係を絶たないこと」

そして、「将来の和解の余地を残すこと」である。

 

例えば、ある職場で何年か前に退職したA君の話題が出たとする。

B課長は「A君・・そんなスタッフいたなあ」と言う。

C課長は「A君か・・彼は元気でやってるかい?

いつでも遊びにおいでと伝えてくれ」と言う。

この2人の課長の違いが、人貧乏の境目を表している。

B課長は「心のなかで」すでにA君との関係を絶ってしまっている。

C課長は「心のなかで」今もA君との関係を経っていない。

C課長はA君への愛情を今も持ち続けているといえる。

 

愛情の反意語は「憎悪」ではない。

愛情の反意語は「無関心」である、とよく言われる。

心のなかで関係を絶たないとは、心のなかで相手への関心を保つということだ。

 

不和、不信、反目、対立などで相手とぶつかってしまっても、

「顔も見たくない」という別れをしてしまっては、互いの心に亀裂が残ってしまう。

しかし、人の心は変わるものである。

別れの際に、心のなかに「和解の余地」を残しておけば、

いつかは和解できるようになるのだ。

 

あれほど激しくぶつかった相手でも、相手を許せるときがくる。

自分の非を認める気持ちになれるときがくる。

相手に感謝する気持ちにさえなれるときがくる。

人間関係の下手な人というのは、人とぶつかってしまう人ではない。

 

「人とぶつかった後に、和解できない人」であり、

「人とぶつかった後に、和解の余地を残せない人」である。

人とぶつかることは誰にでも起こる。

そのときに、心の中で和解の余地を残せるか。

心のなかで、関係を絶たずにいられるか。

そうすることで自信につながるかもしれない。

 

本日の武器「心のなかで関係を絶たないこと」