百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

自分を好きにならない 「ダメな自分を救う本(石井裕之)」

自分を好きになることの大切さを説いている本はたくさんある。

しかし、どうしたら好きになれるのかを教えてくれる本はほとんどない。

大体は「ありのままの自分を受け入れる」みたいなことが書いてある。

失敗しても、フラレても、ブサイクでも、ありのままの自分を受け入れる。

口で言うのは簡単だが、それを実現するのは難しい。

少なくとも私にとっては難しい。

 

だから著者は「自分を好きになりましょう」とは言わない。

「好きな自分になってください」と言うのだそうだ。

今の自分を無理矢理に好きにならなくてもいい。

その代わり、そこであきらめるのではなく、

好きになれる自分に変えることを推奨している。

 

どうすれば好きになれる自分を作れるか。

コツは「今の自分が絶対にしないようなこと」を思い切ってやることである。

髪型や服装を大胆に変える、やったことのない趣味に挑戦してみる、

行ったことのない合コンに行ってみる、高所恐怖症だけどバンジージャンプをする・・

要は「やったことのないことをやる」ということだが、

「これはあり得ない」だろうと思うくらいのほうが上手くいくらしい。

何故なら「意外とここまでできるんだ」という達成感がわくからだ。

 

今の自分が嫌いならば、その嫌いな自分がやりそうにないことをすれば

「好きになれる自分」に近づくというわけだ。

それがインパクトの大きい物ほど達成感もわくし、効果も大きい。

どうしても怖ければ、できることから始めればよい。

もちろん犯罪以外のことで、だ。

 

「自分が嫌いだ」「自分を変えたい」と思いながら

その嫌いな自分をずっと続けている人がいる。

嫌いな自分を続ける義務などない。

今の自分が嫌いなら、その自分がしないようなことをしてはどうだろうか。

そうすることで自信につながるかもしれない。

 

本日の武器「嫌いな自分がしないことをする」