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百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

「次は気をつけろ」で、またミスする 「人は暗示で9割動く! (内藤誼人)」

部下が何かミスをしたとき、

「今回はいいが、次は絶対ミスせずに頑張れ」みたいに励ます上司がいる。

よくあるセリフではあるが、こういうハッパをかけると、

たいていの部下は同じ間違いを繰り返す。

「ミスするな」と言われるとミスをするのが人間なのだ。

 

ニューヨークにあるディーメン・カレッジの心理学者R・シンバルが

大学生に60の単語を記憶させるという実験を行った。

シンバロは半分の学生に向かって、

「忘れてくれていいんだからな」と声をかけておいた。

記憶の実験だからといってそんなにムキにならなくてもいい、と

念を押しておいたのである。

残りの半分の学生には「きちんと覚えてくれ」とプレッシャーをかけた。

結果はどうなったか。

「忘れてくれていい」と伝えられたグループのほうが、

はるかに単語をよく記憶できることが判明したのである。

 

「忘れていい」と言われたほうが、かえって忘れにくくなる。

この結果を参考にすると、落ち込んでいる部下に

「次は本気出せ」「次は頑張れ」と励ますのはよくないことになる。

プレッシャーをかけると失敗の再発を起こす。

ミスをした部下に対しては「失敗してもいい」と励ますのがベストなのだ。

プレッシャーをかけるよりもリラックスさせたほうが効果は高い。

 

失敗を引きずる人は、0か100で物事を考えているのではないか。

一回失敗したら即0点になり、自分はもうダメだと落ち込む。

本当は50点や70点かもしれなのに、自分を0点を思い込んでしまう。

だから自分に自信がない。

そして次は失敗しないようにと力んで、失敗して、やっぱりダメだと落ち込む。

 

自分に失敗を許可したほうが、かえって失敗はなくなるのではないか。

失敗を許容するということは、次のチャンスを与えることである。

これで終わったわけじゃなくて次があるんだという余裕を持てば

失敗も減っていくだろう。

失敗を減らしたいなら、失敗を許す。

そうすることで自信につながるかもしれない。

 

本日の武器「失敗を許す」