百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

実はやりたくないことをやる人が夢をかなえる 「がなり説法(高橋がなり)」

実のない、量だけ多い、見た目はおしゃれだが「何が言いたいの」という企画書。

当然そんな企画書は評価されない。

著者によれば、アダルトビデオとは「刺激を売っているビデオ」である。

「エロ」ではなく「刺激」である。

ずっと同じ所を突っついていると、人は痛みすら感じなくなる。

刺激を作るにはチョコチョコ場所を変えていかなければならない。

プレゼンにおいても、刺激を次から次へと変えて与えることが重要である。

 

SODは、たまにまったくヌケない作品を出す。

客は「今回はヌケルかな」と思って買うが、ハズレの場合がある。

しかし、客はハズレが出ても怒らない。

「SODならハズレても仕方がない。色々挑戦しているからハズレる場合もある。

でも次は当ててくださいね」というハガキが本当に来ていたそうだ。

これがブランド力というものである。

人においても当てはまると思う。

頑張って挑戦している人は、周囲から信頼を得られる。

失敗しても「次は頑張れよ」と言ってくれる。

 

アダルト業界においては、人と同じことをしていては商売にならない。

かといって人間、根っからの変人というのはそんなにいない。

では、変わった人が評価される世界において

凡人が成功するにはどうすればよいか。

 

変わっているフリをすることである。

著者は「自分は凡人だからパッと思ったことは間違い。

その逆をやればいいんだ」と考えた。

赤がいいと思っても、「白です」という。

そうすると師匠のテリー伊藤が「最近お前面白くなってきたな」と言ってくれた。

 

頭の悪い人間が、人生で成功するにはどうすればいいか。

一つの方法は、やりたいことがあったらそれと逆のことをすることだ。

それが結果的に賢いやり方になる。

ということは、我慢してイヤなことをやった奴が結局勝てるということだ。

 

無能な人ほど何年も同じことをやり続ける。

有能な人は目的を外さずに、あの手この手で手段を変え続ける。

物事は色々な角度から見たほうがいい。

やりたいことがあれば、あえてやりたくないことをやる。

行きたいところがあれば、あえて真逆の方向に行ってみる。

譲れないことがあれば、あえてあきらめて譲ってみる。

そうすることで思わぬ突破口が開かれることもある。

そうすることで自信につながるかもしれない。

 

本日の武器「あえて逆をいくと成功する」