失敗を自慢できますか 「がなり説法(高橋がなり)」
既得権益を守ろうと、若手の邪魔をする奴。
リスクや失敗を恐れて行動しない奴。
自分では何もチャレンジしない評論家みたいな奴。
こういう人が好きなのが、「失敗を繰り返しながらも成功した話」である。
自分は苦労や痛みを味わうことをせず、感動だけを疑似体験したいから
「プロジェクトX」みたいな番組はウケたのである。
しかし、他人の成功話を聞いたところで、自分でその感動を味わうことはできない。
実際に感動を味わうには自分が挑戦するしかない。
挑戦すれば失敗して苦しい思いをする。
だが、どんな失敗をしても仕事さえ選ばなければ、どうにか生きていける。
心が腐ってないかぎり必ずチャンスは与えられるのだ。
自分の理想に近づくには、失敗しても挑戦を続けるしかない。
ただし、負けっぷりはよくなければならない。
見逃し三振したり、負けた後見苦しく言い訳する人にはチャンスはない。
人生と野球の違いは何か。
野球は9回(延長12回)までだが、
人生は9回裏で100対0で負けていても勝負が続いていくということだ。
結局失敗したまま終わる人になるのか、
失敗してもめげずに挑戦し続ける人になるのか、で成功は決まる。
この世には報われない努力がある。
そこで「努力しても無駄だ」と思う人は現状維持になる。
報われない努力があることを認めた上で、
それでも努力し続ける人はいつか成功する。
そうすることで自信につながるかもしれない。
本日の武器「報われない努力があったとしても、努力する」