百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

人は必ずなんとかなる 「斎藤一人 天が味方する引き寄せの法則 (柴村恵美子)」

とんちで有名な一休さんが、死ぬ前に残されたお寺の人たちに

「よくよく困ったらこのふたを開けなさい」と言って、一つの箱を残した。

その後大変なことが起こったときに、お寺の人がその箱のふたを開けてみたら、

中には1枚の紙が入っていた。

その紙には「どうにかなる」と書いてあった。

 

世の中は必ずなんとかなるようにできている、と斎藤一人は言う。

「この人このまま放っておくと大変なことになっちゃう」と思う人がいても

結局はどうにかなるように世の中はなっている。

経営の才能がない人が経営をしていたとする。

当然うまくいかない。

しばらくするとその会社はなくなって、

その人は経営以外の、もっと自分に向いている仕事につく。

向いてないことや、間違ったことをしていると大変な目に遭うが、

それはいい方向にいくための授業料である。

 最終的にはその人にとって最適な結果になる。

 

人から相談を受けることが誰しもある。

しかし、人間が何とかできるのは自分自身だけだ。

他人の人生は他人が何とかするしかない。

どういうルートを通ったとしても、最終的にはその人に合った道になる。

「最終的にこの人はどうにかなる」という意識で相談にのったほうがよい。

心配しすぎることはない。

言うことを聞く人は、聞く人なりに問題は解決するし、

言うことは聞かない人は、痛い目にあいながらも問題を解決するのだ。

引きこもりの息子のことで悩んでいたとしても、

悩むこと自体をやめたほうがいい。

結局はどうにかなる、と思えば気が楽になるし、

張り詰めた気持ちで接するよりもうまくいくかもしれない。 

 

この世の中は必ず「なんとかなる」「どうにかなる」ということを知らないと

勝手に思いつめて自殺をしかねない。

物事は結局一番いい形に流れていくことを知っておいたほうがいい。

無駄だと思えた経験でも後から活きることもある。

そう考えることで自信につながるかもしれない。

 

本日の武器「世の中はどうにかなるようにできている」