服装のシワは心のシワ 「上級の仕事術 (深川太郎)」
服装やみだしなみも、その人の心の中を表している。
第一印象で感じが良ければ心を開くし、
感じが悪ければ警戒する。
一度持たれた印象は、なかなか修正がきかない。
だらしない服装をしていると「どうでもいいや」という気持ちが強くなる。
服装にはその人の生活や精神状態が出てしまうのだ。
著者の昔の部下は、いつもよれよれので、シミのあるネクタイをしていた。
彼の生活はすさみ、競馬で多額の借金をし、最後には会社の中で盗みを働き
クビになったという。
人目を気にして服装に気を配る人はオーラが出る。
張り詰めた緊張感が外に出てくる。
著者は講演をするときに特別な服装をするそうだ。
「人に何かを語る」という緊張感と責任感から
まずは服装をきちっとするようにしているのだ。
洋服やワイシャツのシワは、心のシワと同じだ。
人にもだらしないという印象を与えてしまう。
いかに仕事の中身が良くても、服装の印象が悪ければ見透かされてしまうものだ。
下着もきちっとしているとなおいい。
見えないところに気を配れる人は集中力がある。
細かいとことまでいいかげんにならずに、きちんとする。
身だしなみに気を遣うと、気分も高まり積極的になる。
着るものは自分の気持ちを反映している。
うまくいかないときには、服装もよれよれになっているかもしれない。
前向きになりたかったら、まず服装をきちっとする。
そうすることで自信につながるかもしれない。
本日の武器「服装をきちっとしたものに変える」