できるときにできることをする 「上級の仕事術 (深川太郎)」
何事もスピードが肝心である。
スピードは力だ。
スピードをつけるには初速が重要だ。
スタートが速いほどスピードも速くなる。
だから何事も「前倒し」をするとよい。
先を読んで、できるときにできることをする。
まだ先だ、という考え方はよくない。
どんなに先のことでも、その時点で可能なことはやってしまう。
ダメな人は目の前の仕事で頭がいっぱいになる。
その先のことは、今の仕事が終わらないと考えられない。
これでは効率が悪い。
そもそも計画は、計算通りには進まない。
遅刻する人は、大体ギリギリに行く。
そうすると、道が混んでいたり、電車の事故で遅れたりする。
「少し早いかな」くらいで出発し、余裕を持ったほうがよい。
仕事で期間が決まったら、「前半分で終わらせる」くらいの気持ちでいく。
そのうちやればいい、まだ時間はある、では間に合わない。
どうせトラブルや修正事項は必ず起こる。
早めに取りかかれば、余裕を持って修正できる。
できるときに前倒しでやっていく。
早めに終わったら次のことにすぐとりかかる。
そうすることで余裕が生まれるし、仕事が早くなるし、
自信につながるかもしれない。
本日の武器「できるときに前倒し」