百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

コミュニケーションは何の問題か 「できる社員の損益分岐点 (松尾 喬)」

本の学校ではコミュニケーションの学習や訓練をあまりしない。

そのため、コミュニケーションの上手さは生まれつきの能力の問題だと

考えている人が多い。

しかし、著者はコミュニケーション力を正確や相性の問題だと考えない。

コミュニケーションは「技術」の問題だと考える。

学んで訓練すれば誰でも身につくものだと考える。

 

パソコンでワードやエクセルなどのソフトを使えるようになるのに

習得できる時間は個人差がある。

だが、時間さえかければ技術は着実に身についていく。

コミュニケーションも同じで、うまくできるようになるまでにかかる時間は

個人差があるが、コミュニケーションの頻度を増やし、努力すれば

誰でもできるようになる。

 

考えてみれば、コミュニケーションのポイントはシンプルなものが多い。

基本は、自分がされて喜ぶことをして、自分がされて嫌なことをしないことだろう。

・笑顔

・相手の話を遮らず、相槌を打ちながらよく聞く

・失礼なことを言わない

 

そして慣れることが何よりもポイントとなる。

なるべく会話の頻度を増やして、お互いに慣れていったほうがいい。

・こちらから話しかける

・多少うまくいかなかったとしても、めげずにまた話しかける

 

会話のネタは、意識すれば見つかる。

・お互いの共通点を見つける

・褒める

・仕事の話をする

 

笑顔は性格ではなく、筋肉の問題だと私も上司から言われた。

鏡の前で見ながら口角を上げて練習すれば、必ず笑顔は身につく。

いずれにしてもコミュニケーションが苦手だとしても、

性格や相性ではなく「技術」の問題だと捉えて、

できることから少しづつ訓練すればいい。

そうすることで自信につながるかもしれない。

 

本日の武器「コミュニケーションを技術的に身につける」