百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

力相応に一番になる 「思いが実現する船井幸雄の60の言葉(佐藤芳直)」

1番と2番の差は、2番と100番の差よりも大きい、という。

日本で1番高い山は誰でも富士山と答えられるが、

2番目に高い山を答えられる人は少ない。

だからこそ何かの分野で1番になることは重要なことだ。

 

では、自分には1番になれる力がない、と思っている人はどうすればいいのか。

船井幸雄は「今の自分で1番になれる要素を見つければよい。小さくても何かで1番にな

れればよい。」と言ったという。

湖ならば、面積では琵琶湖が1番だ。しかし、深度日本一は田沢湖

透明度日本一は霧の摩周湖になる。

このように小さくても何かで一番を持てば、

アピールポイントになり知名度も上がる。

 

すべての分野で一番、というのは難しい。

しかし、理科の中でも蛙の生態なら一番とか、

社会の中でも明治の歴史なら一番など

狭い分野で自分が一番になれるものを作れば成績は上がる、と

ある受験予備校の名物先生は言ってたそうだ。

 

今の自分で一番になれるものを作る、ということは

言い換えると「力相応で一番になる」ということだ。

背伸びしたり、自分の力を過信して

無理している状態で一番になろうとしてもうまくいかない。

無理をすると自信の持てないことや確信のもてないことをやろうとしてしまう。

まずは今の力でできることをする。

力相応に生きる中で、自分の力は着実に伸びて

力相応の範囲は伸びていく。

 

自分の力を超えた、大きな仕事をいきなりやろうとしてもうまくいかない。

まずは小さな仕事ができるようになることが先決だ。

小さな仕事をきちんとできる人だけが、大きな仕事をこなせる。

力相応にできることをこなして、小さな一番を作っていく。

そうすることで自信につながるかもしれない。

 

本日の武器「客観的に、力相応で一番になれる要素を見つける」