百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

モチベーションを自分で保とうとしない 「結果は行動する前に8割決まる (金田博之)」

常にモチベーションを高く保ち、元気でいるのは難しい。

誰だってモチベーションは浮き沈みする。

仕事でも責任が重くなるにつれてプレッシャーも増加する。

モチベーションは下がっていくのは自然なことだし、

それを自分のみでどうにかしようとしてもうまくいかないときもある。

 

欧米の会社にはカウンセラーがいる。

海外の一流のスポーツに選手には必ずコーチがいる。

経営者にはコンサルタントがいる。

海外では第三者を通してモチベーションを管理することが多いそうだ。

 

そこで著者もカウンセラー、コーチ、コンサルタントを確保した。

金銭的に余裕がなかったので、身の回りの尊敬する人に

それぞれの役割をお願いしたそうだ。

要は相談できる人がいればいい。

 

どういう人に相談できるようにするべきか。

著者がお勧めするのは、

①尊敬している人

②前向きな人

③慎重な人

④ハングリー精神旺盛な人、である。

 

自分がこれからやろうとしていることを、尊敬している人に聞いてもらう。

気分が落ち込んだときには、前向きな人に相談する。

物事がうまく進んで浮足立っているときは、慎重な人に冷静なアドバイスを聞く。

気分が乗らないときには、ハングリー精神旺盛な人と話して

「自分もがんばらなきゃ」と元気をもらう。

自分の心理状態に応じて話せる人がいるとモチベーションが高く保てる。

 

自分のカウンセラーやコーチになりうる人と

いつでも相談に乗ってもらえるような関係を作るとモチベーション管理に効果的だ。

そのためにはまず自分自身がその人と会うのにふさわしい成長が必要である。

ただ「悩んでいるから会ってください」と言って

わざわざ貴重な時間を割いてくれるだろうか。

 

その人に何らかの得をさせてあげる、

その人が困ったときは最優先で自分のできることで応援する、

そういった普段の心がけと行動で信頼関係を築く。

そうすることでお互いに気持ちよく相談できるようになる。

そうした努力から自信につながるかもしれない。

 

本日の武器「相談できる人を探し、信頼関係を築く」