百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

努力しても前に進まない 「お金と才能がないほど成功する52の方法 (中谷影宏)」

うまくいかない人ほど「私は努力している」と言う。

具体的にどうしているのかを聞くと「がんばっています」と言う。

どうがんばっているのか聞くと「一生懸命やっています」と言う。

「努力」「がんばる」「一生懸命」という表現は抽象的である。

具体的な行動が見えてこない。

 

こうした抽象的な努力を続けていると、

うまくいかなかったときに「こんなに努力したのに」と考える。

努力や頑張りを意味のないものだと思い始める。

「成功するには、成功するまであきらめないこと」とよく言われる。

しかし、努力を続けたとしても成功する保証はない。

 

具体的に行動しないといけない。

努力よりも「工夫」をしないといけない。

工夫は具体的である。

必ず結果が出て、フィードバックができる。

うまくいかなかったときに「次がんばろう」よりも

「次はここを工夫してこうしよう」と考えるほうが具体的に行動できる。

次の具体的なアイディアが生まれる。

努力をしてダメだったときに「努力が足りないから」と考えると心が折れる

工夫してダメだったときは改善点が見えるから

自分のやったことがムダにならない。

成功するまで努力する、というより

「成功するまで工夫を続ける」ほうが成功しやすいのではないか。

 

街でティッシュを配っているときに

「自分が嫌われているのではないか。もっと根性を出してがんばろう」と

考えてしまうと配ることはできない。

何かコツがあるはずだ、とうまく渡している人を見ながら

工夫する点を考えるとうまくいく。

 

お金がないから、才能がないから、と考えるよりも

工夫が足りないから、と考える。工夫で勝負する。

そうすることで自信につながるかもしれない。

 

本日の武器「努力するより工夫する」