百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

平社員は、部長は、役員は 「一流役員が実践している仕事の哲学(安田正)」

メールが来た時

 

平社員は、5分考えた挙句に後回しにする

部長は、 空いた時間にまとめて返す

役員は、 3分以内に返信する

 

出社時間が

 

平社員は、始業5分前

部長は、 15分前

役員は、 遅くとも1時間前には来ている

 

会食時間を設定する時

 

平社員は、20時スタートが標準

部長は、 早めに切り上げて19時から

役員は、 きっかり18時から

 

「一流役員が実践している仕事の哲学(安田正)」は

会社組織の中で出世している人の共通点をまとめた本である。

役員にまでなれる人と、部長や課長で終わってしまう人との差は、

ちょっとした習慣の積み重ねの差であるという。

 

やはり、一番に挙げられているのは「スピード」である。

例えば、メールのレスポンスが速い。

思考のまとめ方の速さとも言える。

メールを書くのに時間がかかる人は、思考をまとめるのが遅い。

メールの返信が速いということは、思考をまとめるのが速い。

役員クラスの人たちは、常に物事を考えて処理しなければならないので、

結論を出すのが速く、ポイントの絞り方がうまいのである。

 

そして1秒の重みを痛感しているから速いとも言える。

出社も速いし、会食の開始時間も速い。

なぜならば、役員クラスの人たちは朝が早いからだ。

大体7時には仕事をスタートさせる。

8時からは早速ミーティングなどが始まり、そこから息をつく暇はなくなる。

だから自分の時間がとれるのは朝しかない。

会食を18時から始めるのは、終わる時間を早めるためだ。

この時間から始めれば、21時半位に終わる。

朝が早い役員にとっては、この時間が限界なのだ。

 

物事をどんどん処理するには、何事も開始時間を早めること。

そして、もう一つは「とにかく前に進めること」である。

留守番電話であっても「また電話します」などの伝言は入れない。

必ずそこに意味のある、「物事を前進させる」ようなメッセージを入れる。

メールの返信も「YESかNOか決め、その理由を説明する」。

YES、NOで決められないものは解決方法を提示する。

常に物事が前に進むように無駄なく動く。

 

世の中はスピードが命だ。

勝負に勝つ人はスピードが速い。

成功する人はスピードが速い。

スピードを速めるには、昨日のブログでも書いたように「早く始める」こと。

そして、「とにかく前に進める」ことだ。

いきなり役員並みに効率よくはできないかもしれない。

だが、とにかく物事を前に進める人はスピードが速い。

そうすることで自信につながるかもしれない。

 

本日の武器「とにかく前に進める」