百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

バンジージャンプは「レッツ・・」で飛ぶ 「反射力 (中谷彰宏)」

待ち合わせにいつも遅れる人が、

「私はいつも遅れているので、今度から気をつけます」と言った。

「どうするの」と尋ねられ、彼は「もっと急ぎます」と言った。

それは解決にならない。

家を出る時間を早くすればいいだけのことだ。

「急ぎます」ではなく、急がなくていいようにする。

これが解決策である。

バタバタしている人は、動き始めが遅い人だ。

きちんと間に合う人は、根本的なスタートが早い。

 

早く動き出すコツは、考えないことだ。

なかなか動けない人は、「こうなったらどうしよう」「うまくいくだろうか」と

余計なことを考える。

それはすぐやらないからだ。

すぐやれば、余計なことは考えなくてすむ。

ボールを受け取って、「誰にパスしようか」と迷っていると

あっという間に敵に囲まれる。

間を空けて考えると邪念が集まってくる。

最も邪念がないのは、邪念や恐怖心が湧く前にすぐにやることだ。

 

スカイダイビングで飛ぶコツは、「1、2」で飛ぶことだ。

「1,2,3」だと「3」の瞬間に尻込みしてしまう。

バンジージャンプでも1回踏みとどまると、もう飛べなくなる。

恐怖は時間がたてばたつほど大きくなる。

恐怖心が湧く前にやってしまうほうがいい。

 

野球でも初球から打ちにくるバッターは強い。

自分の好きな狙い球を待っていては、いつまでたっても打てない。

どんな球でも打ちにいくバッターは、ピッチャーにとってやりにくい。

どんな球でも躊躇なく打ちにいくから、どんな球も打てるようになる。

 

「準備ができてから」「自分の得意なことから」「やりたいことから」と、

自分の都合のいい条件に見合ったことしかやらない人はチャンスがつかめない。

何か頼まれたらすぐにやる。そうしていくうちに、自分のやりたいことがつかめる。

 

「あの時やり始めていたら今頃は・・」ということはいくらでもある。

今更遅いと思ったとしても、今更でもやったほうがいいこともある。

早く始めないと余計なことが思い浮かんでできなくなる。

根本的なスタートを早くする。

これこそが成功するコツではないだろうか。

そうすることで自信につながるかもしれない。

 

本日の武器「余計なことを考える前に早く動く」