百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

自信がないから説明が長くなる  「線と面の思考術 (袖川芳之)」

説明が上手な人と下手な人はハッキリしている。

説明が上手な人は、こちらが疑問をはさむ暇がなく

「なるほど」とあいづちを打ちながら腑に落ちるように話す。

説明が下手な人は、結論としてはこちらもOKだと思っているのに、

そこにたどり着くまでの過程で、いくつも引っかかることを話してしまう。

説明が上手な人は、その人が実現したいことがはっきり伝わるのに、

説明が下手な人は、実現したいことは説明しているのにピンとこない。

自分では分かりやすいと思う方法で説明しているのに、

どうして差がついてしまうのか。

 

説明が下手な人は、相手から突っ込まれることを恐れ、説明過多になっている。

理に偏りすぎてつまらなくなっていたり、

説明が拡散していって結局何が言いたいのかわからなかったり、

論点を盛り込みすぎて無駄な話が多かったりする。

説得するのに色々な自体を想定するのはいい。

しかし相手が知りたがっていることを話すのではなく、

自分が話したいことを話していると説明として伝わりにくい。

 

説明は誰もが納得できる"すばり”の点に最短距離で到達しなければならない。

自分がどういう過程を経て結論に達したかを語るのは、

結論を知りたがっている人には退屈である。

プレゼンでも自信のあるときほど、短時間で要領よく話せるものだ。

丁寧に話そうとするあまり長い説明になると、逆に伝わらない。

最短距離でズバリの点をつくような説明は相手にとってもわかりやすく、面白い。

 

私も丁寧に説明しようとするあまり、話が長くなることがよくある。

もしかしたら著者の言う通り、つっこまれないように意識しすぎてたかもしれない。

相手のタメを思って長々と話していたというよりは、

結局自分が、ええ格好したいから無意識に長くなっていかもしれない。

多分自信のない人は、話が長くなる。

自信がある人ほど、ズバリと話すため、話は短くなる。

 

突っ込まれたくない、自分をいいように見せたい、

そんな意識をなるべく除いて「ズバリこうです!」と言い切るよう心がける。

そうすることで自信につながるかもしれない。

 

本日の武器「ズバリ言い切る」