百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

あることを付け加えて振り返ると うまくいく 「絶対に達成する技術 (永谷研一)」

目標を達成するためには、PDCAにFを加えるとよい。

「絶対に達成する技術 (永谷研一)」に書いてある。

これは先日紹介した。

hyakutakenikki.hatenablog.com

 そしてPDCFAにおける「C」の振り返りには、ポイントがある。

普通の振り返りだと、

事実の確認→原因の分析→次の行動決定、と進むのが一般的だと思う。

しかしここにあることを加えると、より効果的な振り返りになる。

順番に見ていこう。

 

まず事実から振り返る。

計画していた行動をやったのか、やらなかったのか。

その行動により何が起こったのか。

事実だけを具体的に見つめる。

そのためには、4Wを使うとよい。

いつ (When) ・誰と (Who)・どんな場面で (Where)・ どんなことをしたか(What)

これがはっきりしていれば具体的になる。

 

そして起きた結果の原因を考察する。

昨日のブログでもあったように

「本当に出来たと言えるのか?」という点を自問する。

出来たのなら、何が上手くいって出来たのかを考える。

出来なかったのなら、何を改善すれば出来るのかを考える。

その際「なぜ (Why)」を繰り返すと、そもそもの原因が浮かぶ。

 

普通の振り返りならば、この後に「次の行動」を決める。

しかし「絶対に達成する技術 (永谷研一)」では、

ここで「本音の感情」を振り返るのである。

 

事実を振り返り、結果の原因を分析し、

そして「自分は本音ではどう思っているのか」「本当はこうするべきではないか」

「本当はどうしたいのか」といった自分の本心を見つめるのだ。

そこには、根本的な解決策も含まれることもあるし、

自分が本当にやるべきこと、やりたいことが含まれることもあるからだ。

 

言いづらいことだが、上司に言ったほうがいいかもしれない。

ここまで頑張ってきたけど、一回止めて他の事をやったほうがいいかもしれない。

不本意だけど、やはりAさんのアドバイスに従ったほうがいいかもしれない。

本当はあれがしたかったから、今こそチャレンジするときかもしれない。

本音を見つめないまま行動を決めてしまうと、

今まで目をそらしていた大事な事を置き去りにしてしまう可能性がある。

それを直視するのは、最初は勇気がいるかもしれない。

だが、そこに向き合って行動をしていくと、

今まで気になっていたことがどんどん解決していく。

気持ちも前向きになっていく。

 

事実の分析だけでなく、「本音の感情」もしっかり分析する。

それをした上で「次なる行動」を決める。

目標達成に近づくために次は何をするのか。

次に同じような問題が起こったらどうするのか。

難易度が高すぎたのなら、次はどこまで簡単な行動に落とすのか。

自分の本音にも合致した上で決められるので、実行率も効果も上がるだろう。

そこから自信につながるかもしれない。

 

本日の武器「本音の気持ちを振り返る」