百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

根性を使わずにダイエットに成功するには 「絶対に達成する技術 (永谷研一)」

目標の達成に根性はいらない。

1回や2回は気合で何とかなるかもしれないが、

常に気合をいれ続けることは中々できない。

「絶対に達成する技術 (永谷研一)」という本の中では、

目標達成に必要なのは、根性でも才能でもやる気でもなく、

「技術」であると説いている。

やり方さえ間違いなければ、誰でも目標は達成できるのだ。

 

著者は、目標を達成できない人の特徴を

ダイエットを例にとって5つにまとめている。

まず、痩せない理由の一つは「本当にやせたいと思っていない」ことである。

つまり「本気の目標」ではないのだ。

心の中で「やせたらいいな」と思っているだけの人は失敗する。

本当にやせたい人は目標をしっかりたてる。

「1ヶ月で体重を3キロ減らす」「3ヶ月でお腹を5センチ引っ込める」など

期限と数値目標を具体的に決める。

そうしないと何をするべきか分からないからだ。

 

目標が決まると行動が決まる。

しかし、行動が続かないことが圧倒的に多い。

行動は継続しないと成果は出ない。継続するコツは何だろうか。

 

ダイエットの行動は「運動」と「食事」に別れる。

「運動」を継続するのは難しい。面倒だからだ。

面倒なことを継続するにはどうすればいいか。

コツは「簡単なことから始める」ことだ。

どうしても理想の体型に早く成りたいがために

いきなりハイレベルなことをやろうとすると、すぐに挫折する。

以前このブログで「ハードルを下げること」について書いた。

hyakutakenikki.hatenablog.com

 「電車で座らない」「寝る前に5分腹筋する」など、

簡単なことから始めて、続けられたら次のステップに進めばよい。

 

では、「食事系」の行動が続かないのはなぜだろうか。

 食事を制限することが苦しいからだ。

「食べない」「食事を我慢する」といった行動は苦しいので続かない。

 

大事なのは「~しない」というネガティブな行動を、

「~する」というというポジティブな行動に変えることである。

「食事をとらない」よりも、

「食事を工夫してカロリーを抑える」のほうが継続しやすい。

「油分を使わず料理を作る」「豆腐だけでハンバーグを作る」など

創意工夫していくと自分も楽しいし、続きやすい。

 

仕事でも「ミスをしない」ことだけ考えても

逆にプレッシャーが肥大してミスを招くこともある。

「ミスをしないようチェックリストを作る」「事前に相談する」など

「~しない」ではなく「~する」という行動に焦点をあてるとうまくいく。

 

何かを達成したければ、期限と数値目標を決めると行動につながる。

行動を継続するために簡単なことから始め、「~しない」という行動を避ける。

そこから自信につながるかもしれない。

 

本日の武器「~しなくてもいいように○○する」