百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

世界一勝ち続けている人が最初にすること 「1日ひとつだけ、強くなる。(梅原大吾)」

17歳にして世界一になり、

「最も長く賞金を稼いでいるプロ・ゲーマー」としてギネスに認定された

プロゲーマー、梅原大吾

世界一になって、世界一でありつづける人の言葉は、勉強になる。

印象に残った部分を要約していく。

 

「ルールのある競争において、そのポイントを押さえることは重要だ。

スポーツならルールブックやレギュレーションの範囲でポイントを探る。

ゲームなら「画面の中でできること」がそれにあたる。

ポイントを誤ると結果は出ない。

 

ストリートファイターシリーズの最新作「ストリートファイターZERO3」の

世界大会に向けて高田馬場のゲームセンターで毎日ライバルの大貫と練習していた。

 

僕は彼に全く勝てなかった。1日20回対戦して、1回も勝てない日々が続く。

僕が彼に勝てなかった理由は経験の差ではない。

そもそもゲームの新作は、過去のタイトル作に無かった新要素が加わる。

それは、参加するプレイヤー全員が、同一条件のまっさらな状態で

未知のスポーツに挑むようなものだ。

それまでの経験が、平等にリセットされてしまうのである。

 

僕は最初、「ZERO3」のポイントを、

従来のセオリーである「対空」という技術にポイントを置き、

大貫は「ガードクラッシュ」というそれまでになかった新要素にポイントを置いた。

この彼の押さえていたポイントが私を上回っていたのである。

 

その後私も「ガードクラッシュ」に意識したプレイを考え、

さらに別の要素である「オリジナルコンボ」に注目してプレイを磨き、

今度は逆に大貫が僕に勝てなくなったのである。」

 

何かをやるときに自信がなければ、

まずは「準備」を徹底的にすることで、自信が生まれる。

 

その準備において必要なのは、まずは「ルール」の確認だ。

何をしたらダメで、どういう条件の下で、何を達成したら勝ちなのか。

 

私は昔TOEICの勉強していた。

リスニング問題において、聞こえてきた単語のメモを取って、

そのメモを見ながら解答する、という戦略をたてたが、

実はTOIECはメモをとることが禁止されていることを知らなかった。

私は、メモをとらなくてもわかるように勉強するべきだった。

 

まずルールや条件を確認する。

その上で、自分は今何ができるのか、これから何ができるのかを考える。

そこから自信につながるかもしれない。

 

本日の武器「まずルールと勝利条件から作戦をたてる」