師匠を持つだけではダメ 「5%の人(清水克衛)」
良い師匠との出会いが、成功者の話によく出てくる。
龍馬は勝の弟子になることで、縦横無尽に活躍できるようになった。
「5%の人」にも、師匠を持つことの重要性が書いてある。
「私にも、良い師との出会いが、どれほど視野を広げてくれ、
どれだけ大きな推進力となるものか身にしみた経験がたくさんあります。
人が何かを教えたくなるような、かわいい人間になりましょう。
とくに若い頃には、それが大事です。」
師匠を持つことは、自分を飛躍的に成長させるきっかけになる。
だが、師匠を持つ上で大事な心構えがある。
「もっともいくらすごい人に会ったからといって、その人のことを"神様"のように
あおいではいけません。少し生意気なくらいで丁度いい。
うちの店にはベストセラー作家の"信者"のようになっているお客さんが
たくさんいらっしゃるんです。そも、その姿ってやっぱりかっこ悪いんです。
誤解を恐れずに言えば、ただの"龍馬ファン"もかっこ悪い」
「そうではなく、龍馬なら龍馬、師匠なら師匠の教えに、
自分なりの工夫をプラスして、
師匠を超える"高み"を目指して欲しい。師を越える心意気で学ぶことです。」
仕事において、
言われたことをできない人がいる。
その人が目指すべきは、
「言われたことを言われたままに出来る人」だ。
まずは、ここまで来ないと話にならない。
でもそれだけでは物足りない。
「言われたことを元に、自分なりの工夫をプラスして、
さらに上のことが出来る人」
ここまでできることで、上司の信頼は勝ち取れるのではないか。
そこまでできると、自分への自信にもつながるだろう。
本日の武器「教わったことに、自分なりの工夫を加える」