今までダメだった人が、将来のことを考えるには 「すべてが見えてくる飛躍の法則 ビジネスは<三人称>で考える (石原明)」
自信のない人は視野が狭くなる。
内面にしか目を向けないから、客観的に自分を見れない。
今だけ、過去だけにしか目を向けないから、駄目な自分にいつまでも捕らわれる。
内面ではなく、外部に
「これまで」ではなく「これから」に、
主観的にではなく客観的に自分を見ると、
ダメだと思っていた自分にも、できることは見えてくる。
外部に目を向けることは、最近ブログで書いた
<一人称>ではなく、<二人称><三人称>の視点で見ることである。
「すべてが見えてくる飛躍の法則 ビジネスは<三人称>で考える (石原明)」には
<三人称>の視点になるとは、一つは「他人の立場になること」をあげている。
もう一つは「長期的な視点に立つこと」の必要性をあげている。
今目の前のことしか考えられない人よりも、
1年後、10年後と長期的に考えている人のほうが<三人称>に立っている。
自信のない人、引きこもりの人はなかなか「未来」を考えにくい。
どうしても「過去こうだったから」「今ダメだから」とあきらめてしまう。
そんな人が「未来」に目を向けるにはどうするか。
まずは自分の「欲望」を肯定することが必要だと思う。
これについては過去、ブログでも書いた。↓
最近読んだメルマガの中で、"have to"ではなく、"want to"で考えるとうまくいく、
ということが書いてあった。
"have to"は「~しなければならない」「~する必要がある」という意味だ。
have toで考えると、「しなければならないことを、していない自分」に目がいって、
罪悪感にかられてしまう。
この状態で未来のことを考えても、前向きな気分にはなれない。
それに対して"want to"は「~したい」という意味だ。
「したい」ということは「これから~したい」ということだから、
"want to"には本質的に未来のニュアンスがある。
自分の未来を"want to"で考えてみてはいかがだろうか。
「これから何をしなければならないか」の前に、
「これから何をしたいか」をまず考える。
メルマガに推奨されていた方法としては、
「何の制約もないという条件で、自分のしたいこと」を毎晩寝るときに考える、
という方法がある。「何の制約もなければ」がポイントだ。
自分がこれまでどんな人生を歩んでいようと、どんなに今駄目だろうと、
それは一旦置いておいて、素直に自分の欲望と向き合ってみる。
頭の中のイメージが固まれば固まるほど、そのイメージは叶いやすい。
そのイメージにふさわしい自分を、自然と作ろうとするからだ。
大学に行きたければ、自分が大学に行ってるイメージを毎晩想像する。
頭の中にイメージが段々具体的になってくる。
すると、脳はそのイメージに現実を近づけようとするため、
この状態だと、どれだけ勉強しても全く疲れないらしい。
遠慮なく自分がこれからしたいことを毎晩考えて、イメージを固め、
それにふさわしい行動をとる。
そうすることが自信にもきっとつながるだろう。
本日の武器「毎晩自分のやりたいことを思い浮かべる」
すべてが見えてくる飛躍の法則 ビジネスは、〈三人称〉で考える。
- 作者: 石原明
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