百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

どう考えても先にやるべきことは 「しゃべる技術 仕事力が3倍あがる話し方の極意 (麻生けんたろう)」

塾講師だった頃、当時の部長が「まずは0を1にしなさい」としきりに言ってた。

何事も0は0であって、それを1にすることで初めて物事は進む。

 

「しゃべる技術 仕事力が3倍あがる話し方の極意 (麻生けんたろう)」では、

人前で話すときにあがってしまう原因の一つに「準備不足」をあげている。

そして、準備するときのコツは「今できることから準備する」だった。

1%でも少しづつ準備することの大切さは昨日ブログで書いたとおりだ。

 

その準備のコツをもう少し考察すると、

「0を1にする」ことがものすごく重要な考え方になる。

要は、「まずはやってみる」ことが非常に大事だ。

 

「起業1年目の教科書(今井孝)」には、

フェアトレード事業を始めようと思いついた人の話が載っている。

とりあえずやったのは、事業計画書をたくさんの人に見てもらうことでした 。いろんな人に事業計画書を見てもらううちに方向性が変わってきて、結局はコーチの派遣事業や研修事業という当初の計画とはまったく違うビジネスをするようになりました 。今はそのビジネスで大成功しています。」

 

「要は、何がきっかけになるかわからない、ということです 。いろいろやりましょう。 最初からやり方がわかっていた人はほとんどいません。成功者に共通して言えることは、 「とにかく何か一歩踏み出してみた」 、ということだけです 。」

 

「最初の一歩は、 どの方向に向かっても大丈夫です。まったく関係ないように

思えても 、何か1つ行動を起こせば、着実に夢に一歩近づきます。

そして最後には自分のやりたい仕事に到達しますので安心してください。」 

 

とにかく「この方向でいいのかな」と迷わずに、まずはやってみることだ。

1歩進めば、その1歩進むまでは見えなかった景色が必ず見えてくる。

その1歩を続けるうちに、たとえ当初とは違う場所についたとしても、

自分の望むものは必ず手に入る。

 

逆に、ネットでは「100%成功します。」「再現率100%!誰でもこのとおりにやれば成功します。」といった広告をよく見る。しかし、「100%誰でもできること」は、

当然だがリターンが少ない。そこに貴重な自分の時間を使うのは勿体ない。

 

とにかく自分の得意なことで、世の中にとっても価値がありそうなことを、

やりかたを模索しながらでも「まずはやってみる」。やればやっただけ、自分に経験が増えて、徐々にレベルは上がる。そこから自信につながるのではないか。

 

本日の武器「まずはやってみる。とにかく0を1にする」

 

「しゃべる」技術―仕事力が3倍あがる話し方の極意

「しゃべる」技術―仕事力が3倍あがる話し方の極意