本番に強くなるには 「しゃべる技術 仕事力が3倍あがる話し方の極意 (麻生けんたろう)」
友達や家族相手であれば、何も気にせずしゃべることができる。
これが、大勢の人の前で話す時や、見知らぬ人と話す時には、
あがってしまってうまく話せないことはよくある。
「しゃべる技術 仕事力が3倍あがる話し方の極意 (麻生けんたろう)」には
コミュニケーションが上手くいかないときには、3つの障害がある、と言っている。
「思い込み」「準備不足」「未経験」だ。
物理的にすぐにできることは「準備不足」を解消することであろう。
自信がないのは、準備が足りないからだ。
準備をすれば余裕をもって本番が迎えられる。
では、どれくらい準備すればいいのか。
120%の準備をすれば、心に余裕ができるそうだ。
100%の準備は当たり前のことなので、心に余裕ができない。
しかし「何から準備すればいいのかわからない」という人もいるだろう。
答えは「今できることから準備する」である。
本当に小さなことからでもいいから、毎日少しづつでもできることを準備する。
人前で話さないといけないのであれば、
台本を書いてみる、何も見なくても言えるよう暗唱する、知り合いの前で練習する、
発声練習してみる、など、とにかく今できることをやってみる。
そうしているうちに、修正すべき点も自然と見えてくるだろう。
そして準備は「120%」だから、100回練習すればいいところを、120回練習しておく。
すると「ここまで準備したから、大丈夫だろう」という自信が生まれるだろう。
単純なことだが、準備をすることは必ず自信につながる。
本日の武器「できることから準備して、120%の状態に仕上げる」