自分が0点の人間に思えたら 「マーケット感覚を身につけよう (ちきりん)」
「市場型の評価が行われる口コミサイトでは、どんなに絶賛されているホテルでも、
必ず不満を表明している客がいます。100人中100人が最高点をつけるホテルは
存在しません。」
「また、全体としては評価の低いホテルでも「乗り継ぎ客の自分には十分だった」といった、肯定的な意見も付けられます。」
「つまり市場型の評価では、どれひとつとして「完全無欠」にはならないし、
完璧に無視される「存在しないもの」にもならない。
あるのは「現実に近い姿」です。だから、消費者は市場の評価を信頼します」
と、いった趣旨のことが「マーケット感覚を身につけよう」には書いてある。
100満点にも0点にも成り得ない、これが現実的である。
これは大事なポイントではないだろうか。
自分を完璧であると奢るのは不自然だし
自分を0点の駄目人間と思うのも現実とずれているのだ。
客観的に見れば、どんな人でも短所も長所もある。
それが当たり前だ。
自分に自信のない人は、この当たり前のことをよく忘れる。
自分に自信がない人は、へたすると自分を0点だと思ってしまう。
食べログみたいなサイト見ても、点数の低い店はもちろんあるが
星が0点の店は中々見ない。
自分に自信が無くなったら、食べログを思い出すのもいいかもしれない。
本日の武器「現実には0点の人などありえない」