百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

役に立たない人にならないために「マーケット感覚を身につけよう (ちきりん)」

自分に自信がなくて引きもっている人がいるとして

どうせ時間があるなら勉強してスキルを身につければ

自信につながる、というようなことをブログに書いた。

 

じゃあ何の勉強をして、何のスキルを身につけるべきか。

基準の一つは自分の「長所」だと思う。

 

昨日までブログで取り上げた経営コンサルタント船井幸雄

彼の著作の中で繰り返し出てくる言葉の一つが

「とにかく長所を伸ばしなさい。短所は触れなくていい」ということだ。

長所を伸ばせば、短所は目立たなくなる。

彼がお店をアドバイスするときは、

そのお店で一番売れているものを聞いて

その在庫と売面積を拡大させる、というものだ。

すると一番売れているものがさらに売れる。

それに引っ張られて全体の売上も上がる。

 

人も同じである。

短所を埋めるより、長所を伸ばすことで

短所は目につかなくなる。

では長所とは何か?

船井幸雄によれば「得意なこと」「好きなこと」「ワクワクすること」である。

 

だが、得意なことであれば何でもいい訳ではないだろう。

私は子供の頃竹馬が得意だったが、

だからといって今竹馬を極めても役には立たない。

 

ところが、もしも竹馬のレースがあって勝つと賞金が貰えたり、

竹馬教室を開くとたくさんの生徒が集まるなら話は別だ。

つまり世の中から求められる「価値」があるかがポイントだ。

 

人気ブロガーのちきりんは「価値を認識する能力」のことを

「マーケット感覚」と呼んでいる。

例えば、主婦であっても

キャラクター弁当作りのレシピを動画作成したり、

収納のカリスマアドバイサーをしたりして

一般の会社員以上に成功する人もいる。

ただの専業主婦にとっては「弁当作り」や「収納」は

当たり前のことであって価値はない。

しかし、ここに価値を見出し、スキルを高め、それを上手くアピールすることで

成功できることもある。

 

ということは長所なら何でも伸ばせばいいのではなく、

「自分の長所の中で、世の中に認められる価値があるもの」

これを優先してスキルを高めれば、世の中に認められるし、

稼げるし、結果自分の自信にもつながるのではないか。

 

本日の武器「世の中に認められる価値がありそうな、自分の長所を伸ばす」