百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

無料の成功は 「ゴール―最速で成果が上がる21ステップ (ブライアン・トレーシー)」

石油王H・L・ハントは、 成功の秘訣について尋ねられたとき 「成功には2つのことが必要だ。 言い換えれば2つのことしか必要ない」 と言ったそうだ。 1番目は、 自分が何を望んでいるかを明確にすること。 ほとんどの人は、漠然と望んでいるが、 明確に具…

安全第一という先送り 「ビジネスに活かすギャンブルの鉄則 (谷岡一郎)」

日本人のいけないところは、 どうしようもないギリギリまで 決断を先送りすることだ。 もっと早く勝負しておけば 勝つチャンスが高かったものを、 目先のリスクを避け、 結論を先送りしようとする。 その結果、かなり不利な 「一か八かの起死回生に賭けるし…

言葉のプラシーボ 「雑菌主義宣言!(斎藤 孝)」

かつて松下幸之助は社員の採用試験で、 「あなたは運がいい人間だと思いますか」 と尋ねたそうだ。 そして、「あまり運が良くない」 と答えた人は採らなかった。 自分は運がいいから 頑張ればなんとかなるだろう、 と思っている楽観的な人間じゃないと 大き…

大雑把 「雑菌主義宣言!(斎藤 孝)」

「大雑把」という言葉は ネガティブな印象があるかもしれない。 しかし、これは字の通り 「大」きく「雑」に「把」む、ということで 大づかみに把握する力を指す。 仕事においては、 とりあえず本筋を見定めて、 大づかみにポイントを抑える力は重要である。…

すごいことをしてはいけない 「エッセンシャル思考(グレッグ・マキューン)」

変化を起こそうとするとき、 我々は派手な目標を掲げがちだ。 しかし、 最初からすごいことをしようとすると、 途中でくじけてしまう。 心理学の研究によると、 人間のモチベーションに最も効果的なのは 「前に進んでいる」という感覚である。 小さくても前…

一貫性に支配されている 「影響力の武器(ロバート・D・チャルディーニ)」

人は自分の行動に一貫性を 保とうとする傾向にある。 行動に一貫性がない人は 社会でうまくやっていけないため、 特に他人には 一貫性があるように見られたい。 それは本能的なものである。 だからこそ 他人に公言したことは 固執しようとする。 たとえば、 …

ガツガツするな 「欲しいと言われる男になるMUST50(中谷彰宏)」

相手が迷っているとき、 その場で決断を急かさないほうがいい。 「迷わないで決めてください」と言うのは 余裕のない態度である。 相手が迷っているときに 「たっぷり迷ってください」 「決まったらいつでも言ってください」 と言うほうが説得力が強まる。 …

限界などないのか 「エッセンシャル思考(グレッグ・マキューン)」

現代は仕事とプライベートの 線引きが難しい時代である。 ネットやLINEで いつでもどこでも仕事ができるし 連絡もとれる。 休日に仕事の対応を迫られることも 珍しいことではない。 もっと言えば、仕事は一方的に プライベートを侵食しようとする。 もしも月…

多分大丈夫だろう 「エッセンシャル思考(グレッグ・マキューン)」

自動車に乗っているとする。 もしも車間距離をとらずに、 ひたすら全速力で目的地に向かったら どういう事態になるだろうか。 まわりの車はどんな動きをするか 予測できないし、 信号はいつも青とは限らない。 前の車が急ブレーキをかけるかもしれない。 ぶ…

上位10%にだけYESを 「エッセンシャル思考(グレッグ・マキューン)」

著者が特別授業の参加者を 選抜したとき、 24人の枠に、100人以上の 学生が応募してきた。 そこで 「毎回休まず出席できる」 「人生を変える覚悟ができている」など 基準を決めて選抜していった。 その際に著者は 「90点ルール」で生徒を決めた。 「悪くない…

中途半端をやめる 「エッセンシャル思考(グレッグ・マキューン)」

1972年にタイムスリップして アメリカの主要銘柄500の全社に 1ドルずつ投資したとする。 その後の30年間で最も多く 収益をもたらすのはどの銘柄か。 金融情報誌「マネー」によると、 答えは格安航空会社の サウスウェスト航空だそうだ。 利益を出すのが難し…

本番で頑張ってもしょうがない 「不器用な人ほど成功する (中谷彰宏)」

本番の時に「がんばれ」という人がいる。 これは意味が無いと著者はいう。 本番になったら頑張らなくてもいいからだ。 何ヶ月も何年も頑張ってきて、 今更1日頑張ってもうまくはならない。 本当に頑張るべきは 本番になる前までである。 本番になったら、 今…

選ぶことを選ぶ 「エッセンシャル思考(グレッグ・マキューン)」

犬を使った実験で、 「学習性無力感」という 有名な実験がある。 犬を3つのグループに分ける。 最初のグループは つながれた状態で 電気ショックを与えられる。 ただし、 あるパネルを踏むと 電気ショックが止まる。 2つめのグループも同様に 電気ショックが…

人に話せることが「わかった」ということ 「頭がよくなる魔法の速習法(園 善博)」

本を読み、その内容を理解する。 その最も効果的な方法は、 「人に内容を話す」ことである。 はじめから「人に話す」ことを 意識して本を読めば、 「本を読んだけど頭に何も残らない」 といった事態を防ぐことができる。 人に話すことを前提にすると、 自然…

市場価値とは期待に応えること 「絶対に達成する技術 (永谷研一)」

仕事をする人は、 プロフェッショナルである必要がある。 プロフェッショナルは、 「自分は市場価値によって収入を得ている」 「市場価値がなければ給料はもらえない」 そういった考えを持っている。 そして、「市場」は変化する。 「市場」とは「お客様の…

脳は面白い毎日に反応する 「海馬―脳は疲れない(池谷 裕二 , 糸井 重里)」

脳において記憶を司る海馬。 海馬は刺激を与えると発達する。 海馬が発達することで、 物事の処理能力が増すという。 タクシードライバーの海馬を ある女性の研究者が調べたことがある。 タクシードライバーとそうじゃない人との 海馬を比べると、 タクシー…

より少なく、より良く 「エッセンシャル思考(グレッグ・マキューン)」

世の中には、 ありとあらゆるチャンスがある。 しかし、 本当に重要なことは めったにない。 あれもこれも完璧にしようと 欲張っていては何も手に入らない。 大切なことは、 より多くのことをやり遂げることではない。 少ない大事なことをやり遂げることであ…

人を動かす達人技 「人を動かす(D・カーネギー)」

友達を作る達人がいる。 我々を見つけると尾を振り始める。 なでてやると、夢中になって好意を示す。 何か高額のものを売りつけようとか、 結婚してもらおうとかいう下心はない。 働いてるわけでもないのに 人気者であるもの、 つまり犬のことだ。 犬は心理…

釣り針に自分の好物をつけるな 「人を動かす(D・カーネギー)」

イチゴミルクが好きな人が釣りをする。 彼は釣り針にイチゴミルクをつけるだろうか。 おそらくつけないだろう。 釣り針には魚の好物をつける。 釣りをするときに、 自分の好物のことを考える必要はない。 考えないといけないのは、 魚の好物である。 我々は…

効果的な循環 「頭がよくなる魔法の速習法(園 善博)」

「形式知」とは、 本を読んだり、人から聞いたりして 得た知識のこと。 「経験値」とは、 実際にやってみて、 その結果得られた知識のことである。 たとえば、子どもがテレビゲームをするとき、 説明書を読まずにとりあえずやりはじめる。 これは「経験知」…

1日を24時間と考えると失敗する 「フォーカス・リーディング(寺田昌嗣)」

優先順位をつけようとすると、 かえって優先するべきことが 後回しにされることがある。 たとえば、 1日に30分本を読もうと決めても、 目の前の用事が忙しくて ついつい後回しにしてしまう。 頭でわかっている優先順位を、 本当に実行するにはどうすればいい…

アホみたいに記憶を定着させる 「頭がよくなる魔法の速習法(園 善博)」

新しい記憶は、 脳の海馬でふるいにかけられ、 大脳皮質に貯えられる。 その際に、脳は 重要な記憶と重要でない記憶を 取捨選択していく。 海馬で重要でないと判断されたら、 その記憶は思い出せなくなっていく。 海馬に情報が貯えられる期間は 1ヶ月間であ…

97%はできないが 「フォーカス・リーディング(寺田昌嗣)」

できないことをできるようにする。 それがトレーニングの目的だ。 今できないことは当たり前であり、 そこでイライラしても意味がない。 重要なのは 97%の「できない感」よりも 3%の「できそう感」を探っていくことだ。 焦らず、くさらず、 コツコツと続けな…

プロセスにフォーカスせよ 「フォーカス・リーディング(寺田昌嗣)」

良いトレーニングは プロセスを大事にする。 トレーニングの過程で 必ず到達目標を設定するが、 大事なことは 各々の結果に一喜一憂しないことだ。 「できた!」と思った瞬間に 感覚が狂ってできなくなる。 「ダメだ!」と思った瞬間に 成功への手がかりが全…

うまくいっていない原因を探すからうまくいかない 「今日からお客様が倍増する売れる力学(佐藤昌弘)」

物事の結果がでないとき、 失敗した原因は何かを 考える人は多い。 だが、失敗の原因だけではなく 成功した要因は何か考えることは もっと大事なのではないか。 成功要因を分析することで 自分の強みがわかるし、 勝ちパターンも見えるからだ。 著者は、 お…

本当に欲しいもの 「史上最強の人生戦略マニュアル(フィリップ・マグロー)」

何事も、 目的と手段は混同しないほうがよい。 たとえば、 「高級車と給料のいい仕事」が 欲しい人がいるとする。 だが、 高級車や給料のいい仕事は、 それ自体が目的というより 目的に至る手段なのかもしれない。 高級車や給料のいい仕事は、 それらによっ…

人生は行動に報いる 「史上最強の人生戦略マニュアル(フィリップ・マグロー)」

人があなたという人間を知るための 唯一の手がかりは「行動」である。 人は、あなたの行動をもとに ほうびを与えるか 罰を与えるかを決めていく。 無益で無意味で、 後ろ向きな行動をとれば 悪い結果を得るだろう。 目的と意味のある 前向きな行動をとれば、…

やる気を出すコツ② 「海馬―脳は疲れない(池谷 裕二 , 糸井 重里)」

心理学の言葉に 「初頭効果」と 「終末効果」というものがある。 テスト時間内の最初と最後に 能率が上がるように、 あることのはじめと終わりには 仕事がはかどる、 というものだ。 それを利用すると、 たとえば1時間何かをやるにしても、 30分に2回あると…

やる気を出すコツ① 「海馬―脳は疲れない(池谷 裕二 , 糸井 重里)」

人は行動するときに 何らかの報酬を期待している。 その期待は 「達成感」のような 内発的なものも含まれる。 達成感がA10神経という 快楽に関わる神経を刺激して ドーパミンという物質を出させて やる気を持続させる。 達成感という快楽を味わうコツは、 「…

がんばると効果が落ちる 「フォーカス・リーディング(寺田昌嗣)」

速読で大事なのは、 「眼」と「意識」の使い方だと 著者はいう。 次の一文を読んでほしい。 「私たちが文を読むとき、視点は一文字ずつとらえながら動くのではなく、一定の幅でジャンプするように動きます」 今度はこの文を1文字ずつ視点でとらえながら、 …