百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

心に刺さる耳の痛い話

世界を旅して本当の自分が見つかるのかというと 「なぜか評価されないあなたへ 心に刺さる耳の痛い話(小笹芳央)」

若い人で「本当の自分はどこにいるのだろう」と悩むことは多い。 挙句、世界中を旅したり、職を転々としたりする人もいる。 そうすることで「本当の自分」が見つかるのだろうか。 「本当の自分」などというものはどこを探しても見つからない、と著者は言う。…

陰口のすすめ  「なぜか評価されないあなたへ 心に刺さる耳の痛い話(小笹芳央)」

日本人は面と向かってモノを言うことが得意ではない。 これはネガティブなことだけではない。 「日本人は褒めない」と外国人が言うように、 いいことであっても面と向かっては言わないのである。 面と向かってほめられると、真意がわからずに 喜びよりも警戒…

「デキる」と錯覚させる 「なぜか評価されないあなたへ 心に刺さる耳の痛い話(小笹芳央)」

「ハロー効果」という心理学用語がある。 何か目立った特徴があると、他の部分の評価も、 その印象に引きずられるというものだ。 これを上手に利用するためには、まず「これは自分が一番だ」と 言えるものを持つことが大切である。 そんな大げさなことでなく…

極論と極論の間 「なぜか評価されないあなたへ 心に刺さる耳の痛い話(小笹芳央)」

あなたが新しいビジネスプランを思いついたとする。 「これがうまくいけば、会社に大きな利益をもたらすはず」と自信を持って 提案したが、 上司をは曖昧な返事ばかりで、却下もゴーサインも出さない。 そしていつの間にか話自体が立ち消えになっていく。 よ…

やりたいことがわからない 「なぜか評価されないあなたへ 心に刺さる耳の痛い話(小笹芳央)」

世の中には2種類のビジネスパーソンがいる、と著者は言う。 明確なゴール(目標)を設定し、そこに向かって走る「ゴールピープル」と、 流れに身を任せ、たどり着くべき目標を持たない「リバーピープル」である。 一般的には「ゴールピープルが望ましいと考…

たまたま 「なぜか評価されないあなたへ 心に刺さる耳の痛い話(小笹芳央)」

研修を終えて配属された新入社員が、仕事に慣れ始めると、 心にゆとりが生まれてこんなことを考えるようになる。 「なぜ自分はこの部署に配属されたのだろう」と。 著者が実際に新人からこのような質問をされたときは 必ずこう答えるという。 「ただの偶然だ…

何度でもやり直せばいい、のか 「なぜか評価されないあなたへ 心に刺さる耳の痛い話(小笹芳央)」

自分に合わない職種だったら転職すればいいと考える。 だが、転職すればするほど年収は下がり、つける職もなくなってくる。 相手との相性が悪かったら離婚すればいいと考える。 だが、別れても別れても、理想の相手に巡り会えない。 今の状況が理想と違うと…

等価交換ではないもの 「なぜか評価されないあなたへ 心に刺さる耳の痛い話(小笹芳央)」

コンビニに行ってペットボトルの水を買うとする。 100円払って100円の水を手に入れるのは消費行動であり、 等価交換が成立している。 ところがこの感覚を労働の現場に持ち込んでしまうと 「これだけ働いているのに、これしかもらえないのはおかしい」となる…