ハイパフォーマー 彼らの法則
ハイパフォーマーが共通に有している能力要素の一つは「再現性」である。 何度やっても同じようにできる能力のことである。 採用選考においても、本来重要なのは前職の実績ではなく、再現能力だ。 いくら前職において高いパフォーマンスがあがっていたとして…
ハイパフォーマーたちは見るからに仕事と一体化している。 それぞれ、職業に合った風貌をしており、職業に合った振る舞いをする。 金融機関の人は、お金を預けるにあたって十分に信用し合えるような 事務的で硬い印象を与える。 ホテルなどのサービス業に携…
「つながりー社会的ネットワークの驚くべき力」という本によれば 投票行動も性感染症も肥満も自殺も、 政治から経済から病気から精神状態にいたるまで ありとあらゆるものが人から人へ伝染するそうだ。 不機嫌な人が近くにいると不機嫌が移る、というのはよ…
「ムカデのジレンマ」という有名な逸話がある。 たくさんの足を持つムカデが上手に足を動かして歩くので、 蛙が「正確にはどういう順番で足を動かしているのですか?」と聞いたところ ムカデは身動きが取れなくなり、とうとう餓死してしまったという話だ。 …
19世紀後半の心理学者ウィリアム・ジェームズは、 「人は楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しいのだ。 怖いから逃げるのではなく、逃げるから怖くなるのだ」という仮説を立てた。 その仮説は後に多くの実験により実証された。 心理学者のリチャード・ワ…
社会心理学者のハイディ・グラント・ハルバーンは 「証明型」と「習得型」という概念を提唱している。 「能力を示すためによりよい成果をあげること」を重視するのが「証明型」で、 「成長や進歩、技能の習得」を重視するのが「習得型」である。 今、自分に…