百武日記

自信がない人が自信を持って生きるためにはどうすればよいか。日々考えたこと、学んだことを記録し、自分の武器にする。

自己中な人ほど信頼から 「勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力(勝間和代)」

囚人のジレンマという 有名な話がある。 2人の囚人が捕まって、 ・ともに自白する ・ともに黙っている ・片方が自白して もう片方が黙っている と、幾つかのパターンができ、 それぞれ刑期が異なるときに どう行動すればいいか、というものだ。 ともに黙って…

ポジティブな結果をイメージするな 「アイディアの力(チップ・ハーンス+ダン・ハース)」

カリフォルニア大学で ある実験が行われた。 生徒を3グループに分けて、 生徒の悩みをカウンセリングする、 というものだ。 Aグループは 普通に指導を受けただけで帰宅し、 1週間後に再び来るように言われた。 Bグループには 自分の悩みがどういう経緯で起…

最大のリスク 「勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力(勝間和代)」

何かをやるときには リスクはなるべく減らしたほうがよい。 だが、ここで注意したいのは、 場合によっては 「やらないこと」がリスクになることだ。 リスクをとって新しい行動することで 新たな経験が増える。 成功すれば、その成功体験が 勝ちパターンのヒ…

妬みを越えて 「勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力(勝間和代)」

「三毒」という考え方が仏教にはある。 「三毒」とは、 妬む・怒る・愚痴るの3つだ。 これらを追放することで 煩悩から離れられるという。 著者にとって三毒を追放するとは、 どうしゃったら妬まなくてすむか、 怒らなくてすむか、 愚痴らなくてすむか、を…

日常生活が全て本番 「勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力(勝間和代)」

著者が読んだ、ある心臓外科医の本の話。 心臓外科の手術は、 ちょっとしたミスも許されない。 だからこそ、 心臓外科医が普段から 心がけていることがある。 たとえば、 食卓で何かを取ろうとしたはずみに、 お茶碗や醤油差しを倒しそうになる、 そんな状況…

成功は復讐する 「勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力(勝間和代)」

経験を積んだ人ほど、 先入観がでやすい。 特に成功体験がある人は 環境の変化に気づくのが遅れて 新しい動きについていけず 失敗してしまうことがある。 よく「ゼロベースで考えなさい」と言われる。 一旦それまでの経緯が脇に置いて、 客観的な目で見ない…

「我が社はいつもそうやってきた」は何かが間違っている警告 「エスキモーに氷を売る(ジョン・スポールストラ)」

著者がスポーツチームのビジネスで 広告について会社の重役と 話したときのこと。 当日券を買うた客を引き寄せるため、 試合当日の新聞やラジオの広告について 担当者に質問した。 「新聞広告とラジオのスポットで 1ゲームで5000ドルも使っているが、 これ…

トンデモ理論  「勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力(勝間和代)」

物事を論理的に考えるのは 大事なことである。 だが、あまりに論理的に考えすぎると、 本来因果関係のないものまで、 経験則を使って無理やり詭弁な判断をし、 論理が有るように当てはめてしまうことがある。 それを「ヒューリスティック」という。 バラス・…

役に立たない念のため 「勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力(勝間和代)」

80-20の法則という有名な法則がある。 本当の大事な仕事は全体の20%しかなく、 その20%の仕事で利益の80%を稼いでる。 ところが、人はよく 大事でない80%の仕事の方に 力を注いでしまう。 その代表的なのが、 やるかやらないか迷ったときに 「念のため」にし…

できない理由 「勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力(勝間和代)」

2007年4月に入学した大学生は、 ゆとり第一世代と言われ、 ゆとり教育を小学1年生から受けてきた。 ある会計学の大学教授が著者に言うには、 この世代の学生達が、会計学の授業の後で、 比例のやりかたがわからないので 教えてくれと長蛇の列を作ったという…

マジで 「勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力(勝間和代)」

著者が講演会を行うとき、 次の2つの宿題を出すという。 ①講演会の内容や感想について 3行でいいからブログに書く。 ブログを持っていない人は、 これを機会に開いてみる。 ②自分の感想と、 検索してみた他の人の感想を比べて、 同意点・相違点を確認する…

どちらかだけでもやればいいのに 「アイディアの力(チップ・ハーンス+ダン・ハース)」

自分が学生で、ある日の夕方、 次のような選択肢に直面したとする。 1 尊敬する作家の講演会に行く。 その作家が講演をするのは今夜だけ。 2 図書館に行って勉強する。 実際に大学生に調査してみると、 勉強を選んだ回答者は21%しかいなかった。 では、選択…

優れた人は「自分はダメだ」という 「考える技術(大前研一)」

世界のマーケットで競争力を持つような 優良企業は、「自己否定」を繰り返すと 著者はいう。 「まだダメだ、まだダメだ」という自己否定で、 常にベストを目指して変革していく。 これがあるからこそ世界で競争できる。 逆に自己否定できない会社は競争に勝…

個性的になるには 「アイディアの力(チップ・ハーンス+ダン・ハース)」

オリジナリティがあり、記憶に焼き付くような 創造的な広告はどのようにできるか。 才能のある人が思いつくような印象があるが、 実はこれには6つの型があって、 この型を身につければ、 誰でも創造的な広告は作れると著者はいう。 それに関してある実験が…

10倍の効果を考える 「考える技術(大前研一)」

2004年にアメリカのタワーレコードが 倒産した引き金は、 iPodとi tune music storeの登場だった。 わざわざ店に足を運ばなくても 世界中どこでもネットで 好きな映像や音楽が買える。 しかも価格も安い。 実際I Podと i tune music storeが登場し、 株価が…

原因と結果が一致しない 「考える技術(大前研一)」

すべてのことには原因があるが、 今の世の中は 原因が同じなら結果も同じとは限らない。 ニュートン力学の場合 原因が同じなら結果も同じになる。 りんごが落ちるときは、 万有引力の法則を用いれば、 どこにどのくらいのスピードで落ちるのか 計算は可能で…

教える弊害 「考える技術(大前研一)」

スウェーデンやノルウェー、 デンマークなどの北欧諸国は、 人口は少ないながらも 国民一人当たりのGDPは世界の上位を占める。 その要因の一つは これらの国の教育現場にある。 まず第一に、 「teach(教える)」という言葉が 禁じられているのだ。 「教える」…

立場より事実に忠実になる 「考える技術(大前研一)」

売上が伸びないのは 製品が悪いのか、 売り方が悪いのか。 それを議論するときに 営業部長は 「製品が悪いから売れない」という。 製造部長は 「売り方が下手だから売れない」という。 この場合、2人も 論理的思考ができていないということだ。 お互いがお…

ポジティブ認識 「ゴール―最速で成果が上がる21ステップ (ブライアン・トレーシー)」

目標達成に専念し、 効率よくそれを実現するためには、 「ポジティブシンキング」だけでは足りない、 と著者はいう。 必要なのは「ポジティブシンキング」を 「ポジティブ認識」に変えることである。 自分は目標を達成するのだ、ということを 心から「認識」…

指揮者のように 「考える技術(大前研一)」

人にプレゼンをするときは、 10時間語れる内容を45分で話すつもりで いたほうがよい。 10時間語れるということは、 それだけ主張の根拠が しっかりしているということだ。 証拠もないのに主張することは ただの思いつきに過ぎない。 45分で語れるということ…

理想のプレゼン 「考える技術(大前研一)」

理想のプレゼンテーションは、 相手の心を動かすものである。 心を動かすためには、 そのステップを踏んだ論理構成が 必要になってくる。 ところが日本の会社で 行われているプレゼンは、 相手の心を動かすような 順番になっていない、 と著者は言う。 なぜ…

仕事の真髄 「ゴール―最速で成果が上がる21ステップ (ブライアン・トレーシー)」

全ての仕事は「客商売」である、と 著者は言う。 自分にとっての「顧客」とは 仕事上の成功の鍵を握る人を指す。 例えば、 上司も自分の大事な顧客である。 上司をどれだけ満足させられるかで、 自分の未来やキャリアは大きく左右される。 上司を満足させる…

2つの魔法の言葉 「ゴール―最速で成果が上がる21ステップ (ブライアン・トレーシー)」

困難を乗り越えるための 2つの魔法の言葉がある。 1つ目は、 「私が間違っていた」だ。 大半の人は、 自分の過ちを認めずに意地をはってしまう。 「私は間違っていない」と言い張っても物事は進展しない。 自分が間違っていたり、 ミスを犯したりしたなら …

「全部頑張る」は間違い 「考える技術(大前研一)」

ある商品について売上が悪いとする。 その理由として 「営業マンに元気がない」 「製品の品質が悪い」 「価格が高い」など、 色々な理由があげられたとする。 最悪なのは、 これらの現象を全て 個別に改善しようとすることだ。 つまり、 営業マンにハッパを…

優先順位をどうつければいいか 「実践するドラッガー 思考編 (佐藤等・上田惇生)」

優先順位で 大事なのは劣後順位である。 やらないことを決めることが 一番重要になる。 やらないことを決めると、 優先するべきことが明確になるのだ。 実行するには勇気がいるが、 優先順位の付け方としては 一番効果的だ。 たとえば、 手がけてはいけない…

目標達成のために最大限力を発揮する方法 「ゴール―最速で成果が上がる21ステップ (ブライアン・トレーシー)」

目標を達成するために 最大限の力を発揮する鍵がある。 「誓約」と「完遂」だ。 まずは目標の達成を「誓う」ことだ。 「誓う」ということは あらゆる弁解を捨てて 目標に集中することになる。 そして 一番大事なことは「完遂」だ。 やるべきことを95%しかや…

誠実 「シュガーマンのマーケティング30の法則 (ジョセフ・シュガーマン)」

「誠実」とは一体何だろうか。 著者は 「誠実」とは 「有言実行」のことだと言う。 言ったことを守る。 約束を守る。 良いサービスを提供すると言えば、 良いサービスを実際に提供する。 有言実行している人は 誠実だと言えるのではないか。 銀行強盗が 「金…

習慣を変えるには 「エッセンシャル思考(グレッグ・マキューン)」

誰にでも悪い癖はある。 ジャンクフードを食べたり、 役に立たないウェブサイトを見たり、 考えても仕方のないことを心配したりする。 こうした悪い習慣は 変えようと思っても中々変えられない。 習慣を変えるにはどうすればいいだろうか。 悪い習慣を変える…

自由を得る方法 「ゴール―最速で成果が上がる21ステップ (ブライアン・トレーシー)」

プラス思考になりたいのに、 マイナス思考にどうしても囚われてしまう。 そんなときはどうすればいいのだろうか。 マイナス感情を撥ねつけるには、 自分の置かれた境遇の責任を すべて引き受けなければならない、と 著者はいう。 「私のせいじゃない!」と …

仕事は自己実現の場ではない 「雑菌主義宣言!(斎藤 孝)」

漫画家のしりあがり寿氏は、 NHKの「トップランナー」で 自分が仕事のオファーを断れない理由を述べていた。 「この仕事がもしかしたら 自分の思ってもみなかった可能性を 拓いてくれるかもしれないと思うと、 そのチャンスを逃してしまうのが惜しい気がして…